クルーズの客船は3つのクラスに分かれています。それぞれの特徴と、初心者のための客船ランク別おすすめランキングをご紹介します。
3つの客船クラス
カジュアル船
アミューズメント施設が充実していて、気軽に楽しめる客船です。エンターテイメント性が高い大型船(乗客定員2,000人以上)が多く、船によってはウォータースライダーやアイススケートショーもあります。
お子様が楽しめる環境が整っているので、お子様がいるご家庭や、クルーズを気負うことなく楽しみたい方におススメです。ドレスコードがゆるく、フォーマルと指定された夜でも男性ならスーツ、女性なら結婚式に行くようなワンピースとアクセサリーで対応できるところも、カジュアル船の魅力です。
今まで「豪華客船」と考えられていたクルーズを覆す価格設定で、1日あたり10,000円前後(全食事付き、移動費&宿泊代&ショー&イベント等込み)から行けます。3泊4日のプランもあるので、長期の休暇がとれない方にもおススメです。
主な客船
- コスタクルーズ(コスタ・ネオロマンチカ、コスタ・ベネチア)
- ロイヤルカリビアンインターナショナル(シンフォニー・オブ・ザ・シーズ(世界最大客船)、アリュール・オブ・ザ・シーズ、ボイジャー・オブ・ザ・シーズ)
- MSCクルーズ(MSCスプレンディダ、MSCベリッシマ)
- ディズニークルーズライン
- カーニバルクルーズライン
- ノルウェージャンクルーズライン
プレミアム船
カジュアル船に比べて落ち着いた雰囲気なので、ゆっくり旅を楽しみたい方に選ばれる船です。
カップル、ご夫婦などでゆったりと過ごしたい方におススメの船で、10泊以上で1日あたり約20,000円~のプランが多いです。カジュアル船ほど子供向けのアミューズメント施設は充実していませんが、食事やスパといった、大人が楽しめる要素があるのがプレミアム船です。
乗客定員は1000人~3000人程度で、乗客1人当たりのスタッフ数は、カジュアル船より増えます。カジュアル船より質の高いサービスを期待できる船です。
主な客船
- セレブリティクルーズ(セレブリティ・ミレニアム、セレブリティ・エッジ)
- プリンセスクルーズ(ダイヤモンド・プリンセス、サン・プリンセス)
- ホーランドアメリカライン
ラグジュアリー船
これぞ「豪華客船」という船が、ラグジュアリークラスの船です。
1泊3万円~という価格設定の小型~中型の船で、乗客1人に対する乗員の数が多く、一人一人に行き届いたサービスをしています。乗客一人一人の名前を覚え、最高のサービスをするのがラグジュアリー船です。美しい内装、最高級の料理、アメニティも高級ブランドで、全室スイートという船もあります。
大型のカジュアル船のようなエンターテイメント性はなく、大人が洗練された空間を楽しむための船です。ドレスコードも厳格で、フォーマルに指定された夜は、男性はタキシード、女性はイブニングドレスやカクテルドレスが必要です。最高におしゃれを楽しみたい方に、おすすめしたい船です。
主な客船
- シルバーシークルーズ
- キュナードクルーズライン
- クリスタルクルーズ
- アザマラ・クラブ・クルーズ
日本船
ここまでは全て外国船籍でしたが、実は日本船籍もあります。
日本船は日本人の好みや習慣に合わせたサービス提供しているので、日本人には安心して乗れる船です。船内の言葉は日本語で、和食や大浴場もあります。
長期間のクルーズでは特に日本食を食べたりお風呂に入ったりしたくなるので、ロングクルーズには日本船がおすすめです。
主な客船
- 飛鳥Ⅱ
クルーズ専門誌『CRUISE(クルーズ)』の読者投票「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」で、通算27年連続第1位獲得(2019年現在) - ぱしふぃっくびぃなす
フレンドリーな雰囲気で、家族連れにもクルーズ初心者にも人気。価格は低め。 - にっぽん丸
日本の「美食の船」
客船ランク別 おすすめランキング
カジュアル船、プレミアム船、ラグジュアリー船という3つのクラスをご紹介しましたが、どのクラスに乗りたいと思いましたか?
1.カジュアル船
2.プレミアム船
1.ラグジュアリー船
2.プレミアム船
1.カジュアル船
2.プレミアム船
3.ラグジュアリー船
1.ラグジュアリー船
1.日本船
2.プレミアム船のプリンセスクルーズ
(日本生まれのダイヤモンド・プリンセスは、展望大浴場(有料)などの日本人にうれしい施設が充実しています。)