イケアと言えばシンプルで木のぬくもりを感じる北欧家具で有名ですが、そのレストランとビストロも大人気です。たくさんの家族連れやカップルが、他では出会えない北欧メニューを楽しんでいますが、ビーガンにもベジタリアンにも嬉しいメニューがあるんです!
イケアのおいしくてヘルシーな「プラントベースドフード」
イケアでは地球にも体にも優しいメニューとして、「プラントベースドフード(植物性食品)」の提供が始まりました。植物由来の食材だけを使った料理が並び始め、ベジタリアン、ビーガンだけではなく、野菜や果物、豆類などを取り入れたい多くの人におススメのスポットになっています。
ベジドッグ
プラントベースドフードの中でも一番目を引くのは、何と言ってもお肉を使っていないのホットドッグ「ベジドッグ」です。
※バンズには卵と乳製品を使用されていますが、将来的に植物性由来のものに切り替える予定だそうです。
買い方は簡単。自動販売機で食券を購入し、カウンターで食券と商品を交換するだけです。
この時はベジドッグが大人気で売り切れだったのですが、スタッフさんにお聞きしたところ「もうすぐ販売を再開します」とのことで、10分ほど待っていたら購入できました。
ベジドッグには3種類もあって、左からベジドッグ(100円)、ベジキーマカレードッグ(150円)、ベジマーラードッグ(150円)です。
※ベジキーマカレードッグとベジマーラードッグは2019年6月6日〜7月15日の期間限定
トッピングがあり、ベジドッグには赤キャベツ、ベジキーマカレドッグーにはキーマカレー、ベジマーラードッグには辛口のマーラーソース(麻婆豆腐の豆腐抜きみたいな感じ)が載っています。
3種類共通して、ソーセージにあたる部分にはひよこ豆のペースト、グリーンピース、ケール、コーンなどの野菜とハーブなどが固めてグリルされたものが使われています。味は同じイケアのベジボールをイメージしていただくと良いと思います。塩気の効いた、少しカレー風味の味です。(下の写真はベジキーマカレードッグです)
さらにベジドッグだけは、トッピングバーでピクルス、フライドオニオン、ケチャップ、マスタードを無料でトッピングすることができます。
トッピング後は、下の写真のようになります。(ベジキーマカレドッグーとベジマーラードッグにもケチャップは無料で載せることができたのですが、塩気が強くなりそうだったので載せていません。)
#イケア の #ベジドッグ は3種類。
右にあるノーマルのものが一番好き😁#ベジタリアン pic.twitter.com/0L8bpGJHZq— ラニー (@lanie_japan) 2019年7月1日
一番気に入ったのは、一番右にあるノーマルなベジドッグです。「何年振りにホットドッグを食べたんだろう!?」と思いながら、食べました。とても美味しくて、イケアが家から近かったら週に何度も通ってしまいそうです。(ちなみに、通常ベジタリアンやビーガンの食事をしている方は、ケチャップもマスタードも必要ないかもしれません。塩気が強くなりすぎると思うので、お気をつけください。)
ベジキーマカレードッグは、お豆や細かく切られた野菜がたくさん入ったキーマカレーの味です。ベジマーラードッグには香辛料が効いた辛口の本格的なマーラーソースが載っているので、辛い物好きな方には大満足の味だと思います。
予想外にコスパが良い
3種類のベジドッグは、それぞれパンの長さが12cmなので少し小さめに見えます。しかし、食べてみると意外にお腹が膨れました。旦那さんと2人で、写真の3つをシェアして食べましたが、二人ともお腹がいっぱいになり、あとはデザートを1つシェアして食べるのが限界でした。
1つ100円と150円のホットドッグなのに、予想外のコスパの良さです。
デザートはソフトアイス
ベジドッグを食べた後にぴったりのデザートがあります。それはバナナ果汁のみからつくられた100%植物由来のアイス「プラントベースソフトアイス(バナナ)」(80円)です。
こちらのアイス、とても不思議なのですが、植物性とは思えない「重み」があるのです。通常、牛乳を使った普通のソフトクリームには牛乳由来の脂肪分で重さを感じますが、シャーベットには重みを感じません。そのため、植物由来のこのアイスもシャーベットのような軽い味を予想していたら、全く違うものでした!乳成分の味がなく食べやすいのに、シャーベットよりしっかりした味なのです!
家具や雑貨を見て回った後の一休みには、このアイスを使ったサンデー(180円)もおススメです。